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中日新聞『アニメ大国の肖像』ふたたび
『鉄腕アトム』を初めて見た時の
大塚さんの弁

「ちゃちで、全然キャラクターが動いていない。
 話にならない。
 ストーリーはともかく、こんなもの世の中に出していいのか、
 とさえ思った」


うわああああ大塚さんたら何てことを!!!

…とはいえ大塚さんと言っても
大塚明夫さんでも大塚周夫さんでも大塚芳忠さんでも
ボンカレーの大塚食品でもセルベールのエーザイでもありません。
(関係ないですがセルベールのCM第2弾は役所広司氏に変わりましたね)
アニメーターの大塚康生さんの言葉です。

5月11日(木)付の中日新聞の連載記事
「アニメ大国の肖像(24)」にインタビューが載っておりました。
東映で宮崎駿氏とともに『ルパン三世』や『未来少年コナン』などを
手掛けたアニメ界の重鎮のひとりです。
もう、74歳なんですねー。
手塚先生のアニメ制作について、苦言を呈していた方の一人ですが
老熟しても未だにこんなコトを言ってるのは
まだまだお元気なんだなあと変な嬉しさがあったり(笑)

中日新聞『アニメ大国の肖像』より抜粋
==================================
「鉄腕アトム」を初めて見た時、東映動画(現東映アニメーション)の
アニメーター大塚康生さん(七四)は、その技術の低さにあきれた。

ちゃちで、全然キャラクターが動いていない。話にならない。
ストーリーはともかく、こんなもの世の中に出していいのか、
とさえ思った。
だけど、一般の人は技術なんて見ていない。
漫画界の人気者だった手塚治虫さんがアニメを作っただけで、
無条件で喜んだ。
さすがに、あの時は冷めた気分になりましたね。
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まず思ったのは、アニメ『アトム』がTV放映される前から
手塚先生は国民的大スターだったんだなと、改めて驚きました。
何となくアニメ『アトム』がヒットしてから有名になったのかなと
思い込んでいたのですが、その前から人気者だったんですね。
アニメの魅力は、単に絵の美しさや動きの滑らかさだけに
特価されるものじゃない……と思いつつも
アニメに携わる職人として苦々しい気持ちを味わった
大塚さんの言い分も判るような気がします。
『アトム』が初放映から数十年を経て揺ぎない地位を獲得しても
今だに大塚さんの評価が低いところに尋常じゃないプロ意識を感じます。
「技術は稚拙だったが、それを補って余りある魅力があった」
とかなんとか当たり障りない大人なコメントをしてもいい頃だろうに。
こういう頑固なところは、某無免許医と通ずるものがありますねえ。


中日新聞『アニメ大国の肖像』より抜粋
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最初のカラー長編アニメ映画「白蛇伝」(1958年)から手掛け、
いわば日本アニメ史の本流にいた大塚さんの信念は
「アトム」のテレビ放映にも揺るがなかった。

東映にも手塚さんのファンはいたけど、
僕は手塚さんの漫画自体、知らなかった。
僕は雑誌などで流行の漫画を動かしたいとは思っていない。
深いところで人生を語るような作品に参加したいと思っていましたから…。
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「僕は雑誌などで流行の漫画を動かしたいとは思っていない」
この一言はけっこう重い…。
大塚さんにしてみれば、萌えに毒された今のアニメ界の現状には
歯がゆい思いをしていらっしゃるんでしょうか。
時折議論にのぼることがあるのですが
もし手塚先生よりも早く、大塚氏・宮崎氏率いる東映動画が先に
TVアニメを制作していたら日本のアニメ界はどう発展していたのでしょう。
本来漫画家である手塚先生がアニメを成功させてしまったからこそ、
こんなにも漫画とアニメは密接に関係し合ってしまったのでしょうか。
プロのアニメーターである大塚さんならば、
漫画とは一線を画したオリジナル路線を進んでいたのでしょうから
もしかしたら、まるで違ったアニメ業界になっていたかもしれませんね。
そうなったら同人業界も、こんな巨大産業?にならなかったかも。


ところでこの日の中日新聞には偶然にももうひとつ、
アニメ業界に関する記事が小さく載っておりました。

中日新聞【地域経済】欄より抜粋
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アニメ事業が100億円突破
「アニメーション事業の売上高が初めて百億円突破した」
と話すのは、トムス・エンタテイメント(名古屋市)社長の古賀督徳さん(五九)。
テレビや映画の主要作品「それいけ!アンパンマン」や
「名探偵コナン」など十三タイトル、三百六十六話を制作。
過去最大の規模となり、二期ぶりの増収となった。
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手塚先生のめちゃめちゃ安いアニメ制作費に苦しめられた
大塚さんのインタビューが掲載された同新聞の同日に
こんな景気のいい記事があるとは何か皮肉を感じますね^^;。
といっても、この売上はちゃんと現場のアニメーターまで
反映されてるんでしょうか。
しかし「アンパンマン」や「コナン」を制作してる会社が
名古屋にあったとは愛知県民でありながら知らなかった;
七月から東京に本社を移転するそうですがね。
「今期も前期と同規模の制作本数」
「新しい作品も期待できる」
そうなんだあ…。
……
………
この会社に「BJ」のアニメ制作を頼んでみたら(ボソッ

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【2006/05/12 14:50】 | 雑記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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